香港警察が国家安全維持法違反の疑いで民主派前議員ら計53人逮捕
とてもショッキングなニュースが舞い込んだ。
去年9月に予定されていた立法会の議員選挙に向け民主派が実施した予備選挙に関連して、
政府の機能を妨害し国家政権の転覆を狙ったという疑いだ。
民主派政党の前代表、胡志偉前立法会議員や、
現職の区議会議員で民主派団体の前代表、岑子杰氏らだ。
立法会の過半数を占めることで政府の予算案を否決し、
香港政府トップの行政長官を辞任に追い込むことなどを目標に掲げて予備選挙を実施した。
2019年区議会議員選挙で民主派が獲得した票数の10分の1にあたる、17万人を目標に市民に投票を呼びかけ、これを大きく上回るおよそ61万人が投票したのだ。
中国外務省の華春瑩報道官は6日の記者会見で
「香港は法治社会だ。われわれは、香港の警察が法に基づいて職務を果たし、香港の安全と安定を守ることを支持する」と述べ、警察の対応を支持した。
中国では、民主化を訴え、ノーベル平和賞を受賞した作家の劉暁波氏や人権問題に取り組む弁護士が相次いで逮捕されるなどしている。
国と国民の力のバランスが崩れると、とんでもないことが起きる。
強いリーダーによる統治が良いのか?
リーダー不在が良いのか?
リーダーと国民の絶妙なバランスが必要なのか?
今、自由が脅かされている。