/活動日誌/閑話/16Day's 16Day's 4章の① 2025-12-21 ( 初回配信 2025-12-21 ) facebook tweet LINE はてブ Pocket 快適な寝床でぐっすりと眠れたようだ。いつもは4時台に起床するのだが、朝6:00まで一度も目が醒めなかった。目が覚めてあたりを見渡すと、あらゆる窓という窓が湿気で曇り、水滴が沢山付いていた。まぁそのうちに乾くだろうとそのことには目もくれず、とにかく寝床を片付け、それぞれの物を所定の場所に戻していく。電源コードもコンセントから外し、ライトや充電器なども手際よくしまい込む。運転席、助手席をもとの位置に戻し、と書くと、そのほとんどを私がやったように聞こえるが、実はその大半は私の連れ合いが手掛けたものだ。洗面所で洗顔と歯磨きをし、ゴミを所定のゴミ箱に捨てて、愈々出発。と思ったのだが、窓の曇りが全くとれておらず、このままでは出発できそうにないので最大出力でエアコンをたいた。数分待ったがなかなか曇りがとれず、前が見えないので仕方なくティッシュで拭き取り、7:01 RVパークを出発、やっと今日の旅が始まった。 東北自動車道に乗り、栃木都賀、岩船JCを経て北関東自動車道へ入る。足利ICを抜けて、11:06 群馬県のスバルビジターセンターへ到着。入り口に警備員さんが駐在している管理棟があったので、そこで工場見学を申し込んだ。暫くすると可愛らしいお姉さんがやってきた。正面入り口から車道を挟み向かい側にある駐車場に車を停めるように誘導された。愈々見学開始。 正面入り口を抜け、右手の建物に案内される。いきなり目に止まったのが建物の外に設置されている飛行機。ショールームになっているのだろう、全面ガラス張りで外が良く見える造りになっていた。前身が中島飛行機なので展示されているのだろう。大東亜戦争に少しだけ思いを馳せる。その次に目に止まったのが、剥き出しのシャーシに水平対向エンジン、シンメトリカルAWD、タイヤ、サスが付いている車体。ものすごく綺麗で、しばしの間目を奪われる。次にこの建物の中、奥の方にひとつの閉ざされた空間があった。扉を開け、中に案内される。一歩足を踏み入れてその光景に圧倒される。左ハンドルのスバル360、スバル1500、初代スバルサンバー、初代レガシィツーリングワゴンにインプレッサWRC2009など、往年の名車が所狭しとズラッと並べられていたのだ。もう、お姉さんの説明そっちのけで、写真を撮りまくった。前面、後面、右斜め前から、左斜め前から、室内も、と…。2階の「SUBARUギャラリー」には、年代別に数々のエンジンが展示されていた。スバル360の貴重な石膏原寸モデルもあり、とにかくあっという間に時間が過ぎてしまった。見学が終わり、展示されていた飛行機を見に、外に出た。「記念撮影はいかがですか? 」というお言葉に甘え、飛行機をバックに写真を撮ってもらった。とっても優しいお姉さんでした。ということで、12:09、スバルビジターセンターを後にした。 250410111659278 250410111713435